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ハンドラッパー

 

 金型の種類は、プレス型、ダイキャスト型、プラスチック型など色々ありますが、その金型製作加工の最終仕上げに磨き工程があります。

 近年、マシニング加工精度の発達などにより、磨き工程をしなくても品質の良い金型製品が出来るようになってきましたが、高精度、高品位を要求されるものも増え、磨き工程を省くことが出来ないのが現状です。

 

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クリップ金型の製作工程

 金型は、フライス加工・放電加工で形状加工を行い、やすりや軸付砥石で形状を整え、粗番手のスティック砥石(金型砥石)で表面のキズやうねりの除去をし、砥石粒度を徐々にあげて磨き作業を行い製作します。

 

クリッププラスチック金型磨き作業の必要性

  ①磨き面の粗さがそのまま成型品に転写される。

樹脂を金型に流し込んで成型し、金型の形や粗さがそのままプラスチック製品になる為、とても重要な作業です。

近年、鏡面を要求される製品が増加し、ダイヤモンドペースト磨きの下磨き用として細かい粒度の砥石が多く使われるようになりました。

 

 

 

 

 

  ②樹脂の流れや製品の離型時などの抵抗を少なくする。

成形作業で樹脂を流し込み冷ました後、成型品を取り出すのですが、磨き作業をしなければ面が粗い為、樹脂の流れが悪くなり気泡が抜けず、成型品に不具合が起きます。

また、型離れも悪く剥がれにくいので生産コストが上がります。

 

 

 

 

 

  ③美しく仕上げ、成型品の価値を高める。

①で述べたように、金型の面性状がそのまま成形品の表面に転写するので製品のツヤ、光の反射、色などに影響します。

この事から、ツヤがあり鏡のように姿を映し出す価値観の高いプラスチック製品は、美しく磨かれた金型で成形される事が必要不可欠なのです。

 

 

 

 

 

 

クリップ金型砥石の選定

 一般的な砥石選定は砥粒、粒度、結合度の組み合わせが重要ですが、金型砥石は樹脂処理と粒度が作業性を左右します。樹脂処理をした砥石の砥粒はWAです。

結合度はソフト、ミディアム、ハードがあります。(YHZはソフト、ハードのみ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WA、GC、Cなどの砥石は、研削力が高いが面が荒れます。荒工程向きです。

(WA砥石・GC砥石・C砥石・PA砥石)

 

樹脂処理を施した砥石は砥石強度が強くて折れにくく、安定した面に仕上がります。

(YHB・YHB-T・YHZ・YHA)

 

硫黄処理を施した砥石は、研削力は劣りますが、キメ細かい面に仕上がります。

 

 

 

(YHS)

 

 

 

樹脂ボンドで固めた砥石は、深いキズを付けないので、最終仕上げ向きです。

(YTM・YHF)