歯ブラシのような持ち手で使いやすく、一般砥粒(WA,GC等)では刃がたたない硬い工作物でも研磨が出来ます。
 ハンドラッパーは、主に鉄工所などで工具修正に使用されますが、それ以外でも使用用途はたくさんあります。
 日曜大工や、カッターナイフ・彫刻刀等の刃物研磨など、家庭の工作にも手軽にご使用できます。


▼ハンドラッパーの用途

①切削加工用工具の先端の研磨や、構成刃先の除去
②超硬などの硬い工作物のバリ取りや研磨


▼ハンドラッパーの特長

①硬い研磨材をビトリファイドボンドで高温焼結している為、切れ味や耐久性に優れています。
②柄に砥石を接着しているので、砥石が折れてしまう事がありません。
③手磨き使用なので、力が入り易い構造になっています。

▼ハンドラッパーの選定

 ①砥粒 ボロンカーバイド(B4C)とダイヤモンド(SD)の2種類があります。
 ②粒度・タイプ ボロンカーバイド(B4C)
 (標準タイプ)  【切れ味重視】
  #120・#180・#240・#320・#400・#600・#1000
 (ハードタイプ) 【耐久性重視】
  #120・#180・#240・#320・#400・#600
ダイヤモンド(SD)
  #400・#800・#1200・#2000・#3000
 ③結合剤 ビトリファイド


製品一覧(ボロンカーバイド) 

#120(白) #180(灰) #240(赤)
#320(青) #400(黄) #600(緑)
   
#1000(黒)

寸法: 全長150L 砥石:45x12x5
ハードタイプは、ケースに【ハード】の表記と柄の下端にⒽの刻印があります。


製品一覧(ダイヤモンド)

 #400  刻印【4】
 #800  刻印【8】
 #1200 刻印【1】
 #2000 刻印【2】
 #3000 刻印【3】

寸法: 全長150L 砥石:40x12x1.5
柄の下端に粒度を表す刻印があります。